ゴースト・フィッシングの恐怖。日本に影響(韓国)
国民や韓国政府の政策として、海はゴミ捨て場、日本海は韓国のものという意識が強いため、
こういう信じられないことが起きるんでしょうね。
魚を獲り続ける放置漁具"ゴースト・フィッシング"の恐怖
長崎県・対馬では今、大量のゴミが海岸を埋め尽くしている。これらのほとんどは、国境を越えて海を渡り流れ着いた"漂着ゴミ"で、その85%が韓国からくるという。ゴミ全体の6割を占めるのは漁具だ。中でも、目立つのはハングル文字が書かれた"黒い円錐形の物体"―――。これが今、対馬に限らず全国各地の海岸で数多く漂着しているという。なぜ、韓国から大量に流れてくるのだろうか?
対馬から韓国までの距離は約50キロ。韓国最大の港町・釜山(プサン)で、漁師に"黒い円錐形の物体"を見せると、「これはアナゴを獲るための筒だ」という。
韓国アナゴ漁の中心地である統営(トンヨン)の港には、ちょうどアナゴ漁から帰ってきたばかりの船がいた。この船には、日本に漂着するアナゴ筒と同じ文字が入ったものが積み上げられている。漁師は「筒の中にえさを入れて、閉じる。すると仕掛けの中にアナゴが入る」と教えてくれた。
韓国では、1隻で1万~1万5000個もの筒を仕掛ける大規模なアナゴ漁を行っているという。筒と筒の間は10メートル。1万5000個とすると、その距離は150キロにもなり、韓国と対馬を1往復半するほどの距離になる。このような漁を1回の航海で数十回繰り返すという。日本のアナゴ漁船が筒の数を1300個以内に制限されているのと比べると、約10倍もの規模だ。さらにアナゴ漁師は「他の漁具と絡まって紐が切れたり、海底の岩などに引っかかって切れることがある」と教えてくれた。
アナゴ筒は、大量生産が可能なプラスチック製だ。統営市内の工場では、1日に2000個もの筒を製造している。アナゴ漁師は「漁の最中に無くなるアナゴ筒は全体の1割くらい。フタと筒1セットで1000ウォン(120円)。1割がなくなっても、アナゴが入れば儲けがでる」という。
韓国のアナゴ漁師が大規模な漁を行うのには、もうひとつ理由がある。同じ仕掛けで、希少なヌタウナギが獲れるためだ。このヌタウナギは、アナゴの2倍以上の値段で取引されている。乱獲のため、韓国ではほとんど獲れなくなってしまい、日本への密漁が横行しているという。あるアナゴ漁師は、「韓国のヌタウナギやアナゴはほぼ全滅だが、日本の対馬にはいるので、わざと日本の経済水域に入って漁をする。自分は捕まらなかったが、近所の人はたくさん拿捕された」と証言する。
韓国のアナゴ筒漁船の密漁は後を絶たず、去年だけでも4隻が拿捕された。近年、漁具の押収を逃れるため、目印となるブイを付けずに筒を仕掛ける手口が増えているという。アナゴ漁師は、さらにこう語る。「回収できない場合は捨てる。仕掛けた筒は、潮の流れで動き回るので、見失ってしまう。(海底には)数え切れないくらい、無数のアナゴ筒があるだろう」
しかし、これらをゴミとして海底に放置しておくと、漁業資源に大きなダメージを与える深刻な問題を引き起こすという。水産庁・境港漁業調整事務所の大久保慎課長は「仕掛けの中に入った漁獲物は出られない。その中で一定の寿命を終えれば、それがまた餌となって"ゴースト・フィッシング(幽霊漁業)"が繰り返される」という。
ゴースト・フィッシングとは、漁の最中に切れたり捨てた籠や網などが、海底で魚を獲る機能を維持し、人知れず漁を続けてしまう現象をいう。自然界では分解しないプラスチック製などの漁具の場合、長期間に渡り漁業資源を失い続けるのだ。
海底で減り続けるアナゴ―――。漁師にとっては死活問題だ。対馬のアナゴ漁師は「昔は1日に1トンぐらい獲れていたが、今では1日200~300キロほど。日本の水産資源が韓国の筒にとられていると思う」と話す。
しかし、ゴースト・フィッシングは韓国の漁師だけの問題ではなかった。長年、この問題を研究してきた鹿児島大学水産学部の松岡達郎教授は「日本のごく普通の沿岸の漁場でもたくさんの漁具は見つかっていて、一部では魚も入っていた。日本全国、あるいは世界中どこでも、漁師が刺し網と籠を無くした後には、必ずゴースト・フィッシングが起きる」と語る。
放置された漁具の中で、今もゴースト・フィッシングは進行している。080118テレビ朝日報道ステーション
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by love_kankoku | 2011-09-24 08:26 | 政治・経済(1341)