いじめる子といじめられる子、 成績が悪いのは?=韓国

いじめる子といじめられる子、成績が悪いのは?


 「いじめ」の加害者となる可能性の高い児童の方が、被害者となる可能性の高い児童よりも、学校での成績が悪い傾向にあるとの研究結果が公表された。

 子どもが学校で問題を起こした際「いじめられるよりはまし」と自らに言い聞かせる保護者は多いが、実際は他人をいじめる行動は、児童本人の潜在能力に大きなマイナスとして作用するというわけだ。このような事実が韓国で実施された実証研究で明らかになったのは、今回が初めてだ。

 ルドルフオリニ社会性発達研究所は、全羅南道教育庁(教育委員会に相当)の依頼を受け、順天市内にある15の小学校に通う4年生児童1872人の心の健康について調査を行い、その内容を昨年2学期に全国単位で行われた学力テストの点数と対比させる方法で研究を進めた。研究結果は同教育庁が5日に公表した。

 この調査によると、児童のおよそ7人に1人(13.8%)が、専門家の診断が必要な「メンタルヘルス高リスク群」に分類された。その内訳は1クラスを30人と考えると、他人をいじめる行動が目につく児童(問題行動、3.69%)と自閉症(社会性問題、3.79%)がそれぞれクラスに1-2人。また、いじめられやすい児童(情緒問題)が1人(1.71%)。2種類以上の問題を抱えている児童(複合問題)が2人(4.59%)という結果になった。

 また、グループごとに国語、数学(算数)、社会、科学(理科)の4科目の学力テスト平均を見ると、情緒問題を抱える児童(86.2点)は正常な児童(86.7点)と大きな差はなかった。しかし、問題行動を起こす児童(82.1点)は平均を4点以上下回り、教師や同じ年代とうまく交流できない社会性問題を抱える児童(82.0点)とほぼ同じだった。また複合問題を抱える児童(79.0点)は最も点数が低かった。

 上記の結果について研究チームは「いじめの被害に遭った児童が示す不安、萎縮、憂鬱(ゆううつ)などの症状は、勉強にそれほど大きな影響を及ぼさないが、いじめや非行などは本人の学業成就潜在力を低下させ、その度合いは自閉症の児童とほぼ同じレベルであることが分かった」と発表した。

 なぜこのような現象が起こるのだろうか。延世大学医学部のチョン・グンア教授は「他の子をいじめる児童と自分をいじめる児童(憂鬱)のうち、前者の方が精神面でより深刻な問題を抱えているケースの方が多いため」と語る。ある児童が小学校で他の子をいじめるような行動に出た場合、それはいじめる子が自信を持っているからではなく、逆に不安や怒りを抱えていることが原因になっているというわけだ。

 建国大学教育学部のパク・ジョンヒョ教授は「勉強は単に“頭”でするものではなく、“人との関係”によって行われるものだ。そのため他の子をいじめる児童は、教師や他の児童と交流しながら自然に学ぶというプロセスに参加できず、成績や言動など全てが本来の軌道から脱線しやすい」と指摘した。また、亜州大学教育学部のイ・ギュマ教授も「いじめの加害者は小学校の時から学力低下が目立つようになり、年齢を重ねるにつれさらに深刻化し、最終的に成人になっても失業や犯罪、社会への不適応につながる可能性が非常に高くなる」と分析している。今回の調査で研究チームの責任者を務めたルドルフオリニ社会性発達研究所のコ・ユンジュ所長は「このように“挫折→怒り→暴力→疎外→さらに大きな挫折”へと続く悪循環を断ち切るには、小学校の時から大人が積極的に介入し、より幅広い観点からの対策が必要になるだろう」と指摘した。
2012年3月6日(火)10時58分配信 朝鮮日報日本語版

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by love_kankoku | 2012-03-08 01:06 | 社会問題(489)