李明博大統領、退任後自殺か?韓国の国民性!?

李政権、サムスン…個人的感情が韓国揺らす


【緯度経度】ソウル・黒田勝弘
 既視感という言葉がある。以前どこかで見たような風景というヤツだ。政権末期の韓国で今、起きている権力周辺の金銭疑惑もそんな感じだ。
 これは歴代政権で繰り返されてきた。左派・革新政権としてあれだけカッコよかった(?)盧武鉉前政権でさえ、大統領夫人や家族が金銭疑惑に包まれ、大統領は退任後、自殺に追い込まれている。
 次は李明博政権がやられる番だ
。現在、野党に回っている前政権派などは“弔い合戦”に手ぐすね引いている。

 李政権の側近疑惑で最近、逮捕された崔時仲氏は大統領と同郷でマスコミ出身。大統領の“政治指南役”といわれていた。同郷・同窓の友人であるブローカーから、都市開発事業の許認可問題で便宜を頼まれた際、金銭授受があったというのだ。
 ところがこの疑惑事件の発端はブローカーのお抱え運転手。2人の金銭授受の場面をケイタイで隠し撮りしていて、それを後でばらした。
 つまり「使用人に刺された」のだ。カッコよくいえば内部告発だが、別の言葉では裏切りである。

 韓国では先年、最大財閥「サムスン」の元顧問弁護士がサムスンの“企業秘密”を外部にばらした事件があった。サムスンによる検察当局をはじめ各界に対する不法ロビー工作を暴露したのだが、当時、財閥企業の間では「顧問弁護士も信じられないのか…」と嘆きの声が聞かれた。

 韓国では昔、商店などでは会計をやらせる従業員から“保証金”をとっていた。売り上げ持ち逃げや横領など万一の被害に備えてのことだ。背景は他人に対する不信である。
 他人への不信が強いと結局、頼れるのは身内、つまり家族しかない。サムスンをはじめ韓国で家族支配の財閥経営が健在なのもそのせいだ。いつ裏切るかもしれない信用できない他人を、経営の中枢に入れるわけにはいかない。

 ところがそのサムスンで身内の争いが起きているから皮肉だ。創業者の遺産相続をめぐって息子・娘たちが「もっとよこせ」と争っている。
 サムスンでは、25年前に亡くなった創業者の李秉●氏が後継者に三男の李健煕氏(70)=現会長=を選び、長男の李孟煕氏(81)ははずされた。
 本来は後継者になるべき長男がはずされたのにはそれなりに理由があり、またそれなりの遺産相続もあったようだが、今になって「もっとよこせ」という。これには当初、世間は「人生、あの年になってもまだ金か?」と老境の長男に冷たかった。

 しかし弟の李健煕氏が、「長男といいながら祖先の祭祀(さいし)もまともにやらない者を誰も長男とは思わない」と兄批判をしたものだから、今度は「それはお兄さんに対し言い過ぎだ」と、「弟の傲慢さ」が批判され、健煕氏は「個人的な感情を出して申し訳なかった」と世間に頭を下げた。
 ケイタイやスマホ、半導体など先端産業で世界的企業になったサムスンをめぐる、いかにも韓国的風景(?)である。
 裏切りをはじめ、こういう個人というか人間が企業や社会、あるいは国を左右する風景は興味深い。韓国社会の躍動感は人間が入り込める、そうしたスキ間があるからでもある。
●=吉を2つヨコに並べる
2012年5月12日(土)12時27分配信 産経新聞

・参考:直近の大統領と汚職
盧 武鉉(ノ・ムヒョン)大統領(2003年から2008年) 収賄などにより実刑。その後執拗な批判や追及などで自殺
盧泰愚(ノ・テウ)大統領(1988年から1993年) 収賄や粛軍クーデター・光州事件などで懲役刑
全斗煥(チョン・ドゥファン)大統領(1980年から1988年) 粛軍クーデター・光州事件などで無期懲役


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by love_kankoku | 2012-05-17 00:00 | 政治・経済(1341)