死傷者4千人超!20年前から有毒ガスに無策な韓国政府

【社説】薬品工場で発生した有毒ガスに無策の政府と自治体


 先月27日午後3時43分ごろ、慶尚北道亀尾市山東面鳳山里の国家産業団地第4地区にある化学薬品メーカー「ヒューブグローバル」の工場で、フッ化水素酸(フッ酸)が漏れて爆発事故が発生し、5人が死亡、18人がけがを負い、近くの病院に搬送された。ところがその後もフッ酸は漏れ続け、周辺住民や工場関係者の間でひどい肌荒れや鼻水呼吸困難などの症状が相次ぎ、病院で治療を受けた患者の数は450人を超えた。近くの農地では稲のほか、ビニールハウスのブドウやメロンが、まるで除草剤をまいた後のように次々と枯れており、また畜産農家では800頭以上の牛が血の混じった鼻水を流し、エサを食べなくなる症状が現れているという。




 フッ酸は液晶や半導体の洗浄などに使用される物質で、毒性が強く、皮膚や粘膜に害を及ぼすことで知られている。環境部(省に相当)はフッ酸について「事故が発生する危険性が高いだけでなく、万一事故が発生した場合は被害が大きくなる」と判断し、69種類の「事故対備物質」の一つに指定している。フッ酸メーカーなど取り扱い企業は独自の防災計画を取りまとめて関連省庁に報告し、周辺住民には事故が発生した際に影響が予想される範囲、避難の要領、応急処置計画などを知らせておかなければならない。ところが今回事故が発生した工場の周辺住民は「事前の説明などもちろんなかったし、そんな有毒物質を扱うメーカーがあることさえ知らなかった」と口々に話している

 事故直後に出動した消防隊も、フッ酸用の中和剤である水酸化カルシウム(消石灰)を保有していなかったため、現場では水をまく以外の措置が取れなかった。その影響で空気よりも軽いフッ酸が大気中に広がり、工場からかなり離れた場所でも被害が発生した。亀尾産業団地では1991年に化学物質のフェノールが洛東江に流出する事故が発生し、その影響で大邱と慶尚北道では水道水が汚染されるとのうわさが広まるなど、大騒ぎになったことがある。今も亀尾産業団地には30カ所以上の化学工場があるが、政府や自治体はこれらの工場で火災や爆発、ガス漏れなどの事故が発生した場合に備え、対策をしっかりと行っているのか、よく分からないのが実情だ

 韓国国内には有毒物質の製造工場が500カ所ほどあり、年間3万トンの有毒物質を生産している。またこれらを貯蔵、運搬、使用、販売する事業所も6000カ所に上る。ところが地域の消防や防災、あるいは環境管理を行う役所でさえ、地元のどの工場でどんな有毒物質が製造されているのか、あるいは事故が発生した場合、どのように対応すべきか把握していないようだ。このような現状の大韓民国は、まさに危険社会と言わざるを得ない
2012年10月04日10時52分 朝鮮日報


2012年10月11日更新:タイトルと以下の追記
なお、今回事故があった慶尚北道亀尾の(株)ヒューブグローバルは、3年前にも事故を起こしており(11日中央日報)、工場と行政の再発防止策が不十分だったことを如実に示している。ちなみに、11日現在、死者を含め被害者数は4195人(10日の中央日報)、ブドウや米などの作物は壊滅的、家畜も3200頭と被害が増えている(9日CNN)。

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by love_kankoku | 2012-10-11 00:59 | 社会問題(489)