なぜ?外国人技術者のサムスン離れ相次ぐ

なぜ?外国人技術者のサムスン離れ相次ぐ 日本企業の没落と似た傾向


 サムスン電子グループに現地採用された外国人人材の脱落が相次いでいるという。世界市場でアップルを打ち負かす勢いのスマートフォンに続く高付加価値の次世代主力製品がなかなか見つからず、過去に世界トップだった日本の家電・電機メーカーの没落と似た傾向だと危機感を強めている。ただ、サムスンで働く日本人技術者には、サムスンの問題点を承知しつつも、日本企業の「弱さ」に失望する向きが強い。
 サムスングループと関係の深い中央日報は今年2月、サムスン電子グループで現在、携帯電話や薄型テレビ・半導体の世界市場でトップシェアを争うサムスン電子と、それ以外の系列会社の間で業績格差が広がり、成長が停滞していると伝えた

 昨年の約201兆ウォン(約16兆7835億円)のグループ売上高のうち、電子の占める割合は約56%(推定)。6月8日付の同紙によると、サムスン電子の今年第1四半期の営業利益は8兆7800億ウォンだが、このうち74%はスマートフォンを中核とする電子の無線事業部門が挙げたという。
 スマホへの一極依存を示す体質にサムスンは以前から危機感を強めていたが、6月7日、危機の兆候がよりはっきり表れる事態が起きた。海外の投資銀行がサムスン電子のスマホ「ギャラクシーS4」の販売見通しを悲観的に捉えるリポートを発表。サムスン電子の株価は前日比6.2%下落し、サムスン電子は1日で15兆2000億ウォンの時価総額資産を失った





 サムスン電子は2011年、ソウトウエア、デザイン、サービスの強化を打ち出し、ソフト開発などに関連する人材獲得に力を入れた。新規獲得人材は海外の現地採用者を中心に約3万2000人に達するという。ところが今、この人材から離職者が相次いでいる。中央日報によると、その原因は(1)連続する夜勤や業務のプレッシャー(2)上司の命令に服従を求められる韓国企業特有の「しごき」(3)過程より成果中心の異質な企業文化への不適応-などがあるという
 サムスン電子の抱える課題は次世代分野への移行の停滞だ。発光ダイオード(LED)、太陽光事業、コンピューター断層撮影診断装置(CT)を含む最先端医療機器、バイオテクノロジーによる医薬品開発への資本投下を加速させてきたが、どの分野も苦戦。「即決が強みだったヒト、モノ、カネの選択と集中にためらいが出ている」(サムスン元役員)。

 中央日報は「円安を武器に復活する『日本株式会社』と、韓国の先端技術を猛追する中国、内外の経済情勢の不確実性の中で方向を捉えられずに漂流している」とする経済専門家の見方を引用している。しかし、サムスンで働く日本人技術者の多くは、サムスンより古巣の日本の産業界の危機の方が深刻だとみている。
 ヘッドハンティングされて4年以上たつ40代前半の技術者は「日本メーカーには、デバイスを売り込むとき、相手が求める技術と価格水準に落として納品数と納期を要望にマッチングさせる努力に不足があった」と指摘、かつての経験を話した。「サムスンならば取引先が半導体を月に1000万個入れろと言ってきたらチャンスと捉え、シェアを奪うために製造ラインを大幅に入れ替えるリスクを即決で取る」。
 別の技術者も「スマホのタッチパネルの素材である有機EL(エレクトロルミネッセンス)など基礎研究で日本が先行した技術分野も、日本がもたついている間にサムスンに引き離された」という。日本人技術者の多くはサムスンに引き抜かれる際、戸惑い、見学してその優位性を認識。転職直後はいずれ日本に戻って日の丸再生を願うが、日本のメーカーの体質を知って「将来がない」と失望するのだという。(ソウル 加藤達也)
2013年6月18日(火)6時0分配信 SankeiBiz

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by love_kankoku | 2013-06-19 01:01 | 政治・経済(1341)