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知日派、呉善花氏の入国拒否!言論影響か「人権ない」=韓国

韓国、呉善花氏の入国拒否 言論影響か「人権ない」

 韓国出身の評論家で拓殖大国際学部教授の呉善花氏(56)=日本国籍=が韓国への入国を拒否され、日本に引き返していたことが27日、分かった。呉氏は歴史問題などをめぐって韓国に厳しい評論活動で知られ、韓国側の対日感情の悪化などが入国拒否の一因である可能性もある。
 成田空港で同夜、取材に応じた呉氏は「文明国としてあってはならないこと。人権も何もない。もっと冷静に対応してほしい」と、韓国側の対応を批判した。




 呉氏によると、ソウルで行われる親族の結婚式に出席するため、27日午前11時すぎに韓国・仁川空港に到着。しかし、入国審査の際に隣接する事務所に行くよう指示され、パスポートの詳細な確認などを受けた。
 約1時間半後に「入国は許可できない」と告げられ、理由を職員に尋ねても「上からの命令だから」などと答えるのみだったという。別室で夕刻の日本行きの便まで待機させられ、機内でも着席を確認するまで職員がついてきたという。

 韓国法務省の仁川空港出入国管理事務所入国審査場の当局者は産経新聞の電話取材に、「プライバシーに関することで回答できない」と述べた。
 呉氏によると、母親の葬儀のため出身地の韓国・済州島に帰郷した平成19年にも空港で入国を一時拒否されたが、その後は問題なかったという。外務省は「事実関係を確認した上で対応を考える」としている。
 呉氏は昭和58年に来日。日韓関係を中心に評論を行い、「攘夷の韓国 開国の日本」「スカートの風」などの著書がある。4月末に安倍晋三首相と会食した際、韓国で批判的に報じられた。新藤義孝総務相らが野党議員時代の一昨年、韓国・鬱陵島の視察を試みて入国拒否されたが、思想信条が理由とみられる民間人の入国拒否は極めて異例だ。
2013年7月28日(日)7時55分配信 産経新聞

なお、呉善花氏は帰国後日本外国特派員協会で記者会見し、「明らかに言論の自由の侵害で、民主国家としてあり得ない」とあらためて韓国に対する強い抗議を表明している。( 2013/7/31 産経新聞)


なぜ、呉善花さんは祖国・韓国へ入国できないのか?

'歴史も現実も忘れた民族に未来はない'''
報じられた入国拒否事件
産経新聞が7月28日の朝刊一面トップで、拓殖大学教授で評論家の呉善花(オ・ソンファ)さんが、前日、母国である韓国に理由もなく入国を拒否されたことを報じた。彼女は日本国籍を取得しているが、故国に入国できなかったのは今回で2回目だ。

最初は6年前の平成19年(2007)に母親の葬儀で出身地の済州島へ帰郷しようとした時で、この時も理由を告げられない入国拒否だった。6年前の入国拒否はごく一部のメディアしか報じなかったのだが、今回は、何と驚くことに、NHKがお昼のニュースで報道した。シナや韓国、つまり〈特定アジア〉のマイナス面をあまり報道しないNHKの今回の報道は、彼女の「入国拒否事件」それ自体より私を驚かせた。しかも、NHKはBSニュースでも報じていた
NHK-BS放送は恒常的に韓国内で違法視聴されている。受信料を払っていないのだから違法視聴なのだが、その事実を知る日本人はそれほど多くない。ホテルでも一般家庭でもBSアンテナとチューナーさえあれば見放題なのである。つまり、BSニュースでも報じたということはNHKは意図的に韓国にもメッセージを送ったということになる
「BSニュースでも報道したのには驚きました」と呉善花さんも驚きを隠せなった。

これまで彼女が入国を拒否されたのは一度だけでその後は何の問題もなかったという。今回、彼女は韓国で講演を行ったり、いわんや政治的な活動をする予定など全くなかった。過去にもそのような経験は一度もない。兄妹の結婚式に出席するために彼女は7月27日の午前11時過ぎにKALで仁川国際空港に降り立ったのである。

思想弾圧と、これ以上ない残酷な迫害
呉善花さんは、じつは、今年の3月にも、そして、4月末から5月のゴールデンウイークの期間にも韓国を訪れている。それが突然、今回の7月27日の「入国拒否事件」になった。6年前は母親の葬儀、今回は兄妹の結婚式……。その事実から考えると、はたと思い当たることがある。朝鮮民族にとって、これほど酷い、残酷な仕打ちはない。

なぜなら、特定アジアは儒教文化圏で形成されていて、シナも韓国も儒教文化は形骸化したとはいえ、何よりも家族間、親族間の繋がりを大切に考える。もし、今回の措置がそんな民族性をバックボーンにした入国拒否だとしたら、民族性や民族感情を逆手に取った、これ以上ない残酷な迫害と言える。
そして、なお一層恐ろしいのは、韓国政府によるそのような迫害の理由が、彼女の言論・執筆活動、つまり〈思想〉であることが明白だからである。韓国政府はもちろん、その尻尾を出さないようにしている。東西冷戦時代から自由主義陣営の一員として東西冷戦を戦い、90年代には冷戦終結後に連合国(国連)に加盟し、その後の経済発展で日本の援助を受けながら、一応、先進国の仲間入りをした韓国は、口が裂けても言論弾圧国家であるという事実を匂わすわけにはいかない。
しかし、現実は、中国共産党や朝鮮労働党が一党独裁で国家を支配するシナや北朝鮮と同じように、韓国社会にも言論、思想の自由がない
ことを証明したのが、呉氏の入国禁止措置だった。
「理由は何も言えないと言われたんです。入国することができないという書類にサインしろと言うだけでした。韓国の入国管理事務所や法務省は嘘を言ってる」と呉氏は言う。

NHKは《入国を拒否した理由について、出入国管理事務所は「個人的なことなので、本人以外に明らかにすることはできない」としています》と報じていたが、本人から話を聞けばすぐ分かる嘘を韓国はNHKの取材に答えている。
「入管管理法76条の書面を渡されたので、それで入国できないことは想像できましたが、76条は韓国社会に政治的、或いは経済的な悪影響を与える人物は入国できないというもので、私をそのように見做して、はっきりした理由も言えないのです」と呉氏は続けた。

法治国家でない韓国
「私が何をするって言うんでしょう。今まで、何をして来たのか…。執筆活動しかしていないのに76条に違反するというのは、私への侮辱です。言論の自由を認めないで弾圧する文明国としてあり得ないことをやっている。絶対に許せない。それに、話を聞こうとしないんですよ。話を聞かないで弾圧するという態度を表して、こんな国がまともなわけはない。空港でずうっと無駄な時間を費やしたので、時間がなくなってきて、せめて結婚式だけには参列させてくれと言ったのに、絶対にダメだと言うんです」

日本のいわゆる保守派が朴正煕大統領の娘ということで、朴槿恵新大統領に一種の期待を寄せていた昨年から、朴槿恵政権に警鐘を鳴らしていたのは呉善花さんだった。そんな呉氏が5月上旬まで自由に入国できたのに、なぜ、今回は入国が認められなかったのか。
4月に安倍首相と会食をしたからという説もある。また、最近私が雑誌論文で引用した呉氏の論文が雑誌「VOICE」5月号に掲載されたのも同時期だった。私が引用した部分はこの部分だ。
《日本の政治家はこれまで謝ってきたけれども、いまなお韓国人が謝罪を要求するのは、その謝り方が韓国式の謝り方ではないからである。ではどのような謝り方をすればいいのかといえば、土下座をして、手をすり合わせながら涙を流し、繰り返し「悪かった」といったうえで、日本の領土の3分の1ほどを差し出す、これである。  実際に冷静にみると、日本統治時代、日本は韓国に対して大きな悪事など働いてはおらず、逆に貢献のほうが大きい。韓国側はそれを認めず、小さな悪を拡大して「日本は悪かった」といっている。その「日本は悪い」という教育を徹底して行なってきたのが、まさに朴正熙大統領なのだ
出典:「Voice」平成二十五年五月号

入国拒否と東アジアカップ政治スローガン掲出を繋ぐもの
いずれにせよ、呉氏が入国できなかったと日本で報じられた7月28日の夜、ソウルで開催された東アジアカップ、日本対韓国戦でまたしても韓国人は常軌を逸した蛮行を行った。これまで何回も韓国人によって繰り返されて来た、スポーツの世界への分別のない政治主義の介入と侮日意識による日本人差別だった。

昨年のロンドン五輪のサッカー男子3位決定戦後の政治スローガン掲出事件に留まらず、これまで10年以上にわたり、いつも韓国人サポーターはアジアの偉人、伊藤博文を暗殺したテロリストの肖像や、不法占拠する竹島の領有権を主張するスローガンを掲げてきた。それだけでなく、東日本大震災後の試合では、「日本のみなさん、大地震をお祝います」(原文ママ)、「日本沈没」というゲートフラッグを掲げたり、「戦犯国のみなさん、ようこそ」、「列島征伐」などのヘイトスピーチ横断幕も日常茶飯事だった。さらに、日本人を〈倭猿〉とする人種差別からバナナのゲートフラッグで日本人を侮辱し、2011年のアジアカップ、日韓戦ではキ・ソンヨンのゴール後の猿真似パフォーマンスに至るまで、日本人への差別意識は高揚していたのである

しかし、今回はこれまで見て見ぬふりをして来た日本のメディアが一斉に韓国の野蛮な行動を報道し始めた。この点も呉善花さんの〈入国拒否事件〉を報じたことにリンクしている。その結果、ついに内閣官房長官が「東アジアカップという国際試合で、今回のような横断幕が掲げられたことは極めて遺憾だ。FIFA、日本サッカー協会に事実関係を確認中で、事実関係が明らかになった段階で、FIFAの規定などを踏まえて適切に対応したい」とまで記者会見で述べたのである。

菅官房長官は東アジアカップで代表デビューした豊田のような、東アジアカップでの隠れたヒーローになったのかも知れない。
ただ、メディアにも注文がある。どうせ報道するなら、日本人のサポーターの旭日旗掲出を非難する、韓国人の「歴史を忘れた」、日本人への差別意識に基づく偏狭な排外主義まで言及するべきではないのか。
それにしても、「歴史を忘れた民族に未来はない」とは至言である。呉善花さんが不当な人権侵害を受けた翌日、韓国人サポーターが自分たちの文化を戒めた言葉を掲げたのであったら、彼らにも少しは未来は見えてきたのかも知れなかった。
西村幸祐
評論家・作家・ジャーナリスト・アジア自由民主連帯協議会副会長
東京出身。大学在学中より「三田文学」編集担当。「ミュージック・マガジン」、音楽ディレクター、コピーライターを経てF1やサッカーを取材、執筆活動に。日韓W杯後は歴史認識問題や拉致問題を取材、論壇誌を舞台に執筆。その後「撃論ムック」「ジャパニズム」創刊、編集長を歴任。ラジオ、TVでも活躍。著書に『幻の黄金時代―オンリーイエスタデイ'80s』『「反日」の構造』『「反日」の正体』『メディア症候群』等多数。
2013年7月30日 Yahoo!個人 評論家・作家・ジャーナリスト・アジア自由民主連帯協議会副会長 西村幸祐

残念ながら在日韓国人に呉善花さんのような人はほとんどおらず、「レイシストしばき隊」のような輩が遥かに多いのが現実です。在日の方々が内外から韓国の反日をやめさせることができれば、少なくともこういう方が多数を占めていれば、在日の方が言う『差別』はだいぶ違ったものになったのではないでしょうか。

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by love_kankoku | 2013-08-01 23:37 | 政治・経済(1341)