ぼったくり大国・韓国!日本人去り中国人を襲う「法外料金」の実態

「ぼったくり大国・韓国」…日本人去り中国人に襲いかかる「法外料金」の実態


 韓流ブームなどに乗って観光大国を目指している韓国で、外国人に法外な料金を請求するタクシーや土産物店などの「ぼったくり行為」が後を絶たない。政治的な摩擦などから激減している日本からの観光客に代わって増えている中国や東南アジアからの観光客らも被害に遭っている。韓国警察庁は首都ソウルで外国人観光客らを狙った違法行為を取り締まる「観光警察」を発足させるなど、汚名返上に躍起となっている。(木村成宏)

 ■2キロで3万円
 韓国を訪れる観光客で最も注意が必要なのが、「コールバン」と呼ばれる貨物営業車両を使ったぼったくりだ。
 韓国メディアによると、ソウル警察庁が今年9月にコールバンのドライバーら16人を摘発したケースでは、仁川国際空港や南大門、明洞などの繁華街で客待ちして、乗車させた外国人観光客に通常の5~10倍の料金をふっかけていた




 韓国観光公社の公式サイトでは、正規の大型タクシーの料金メーターは、150~170メートルの走行で200ウォン(20円)ずつあがる。しかし、摘発されたコールバンのメーターは60~80メートルごとに600~900ウォンあがるように設定されており、恐ろしいスピードで料金が加算されていく。

 また、日本人女性が被害にあったケースでは、ソウル市内のホテルまでわずか2キロを走っただけだったが、33万ウォン(2万3300円)を請求された。女性が抗議したところ、「払うまで降りられない」と脅された
 このほか、タイ人のビジネスマンが、バンコク~仁川間の往復航空券の料金より高い運賃を請求されたり、中国人観光客が正規運賃の10倍以上の料金を支払わされたケースなどが現地メディアに紹介されている。

 ■「日本語可能」
 韓国では、白やシルバーの車体の「一般タクシー」と、黒塗りの大型セダンの「模範タクシー」、8人乗りなどの大型ワゴンタイプの「ジャンボタクシー」の3種類のタクシーが一般的で、それぞれ基本料金や追加料金が決まっている。
 これに対して、コールバンは貨物営業車で、重さ20キロ以上、縦・横・高さが40センチ以上の荷物を持った客を搬送する。料金は、荷物の大きさや個数、重さ、移動距離などによって、利用者と運転手が事前交渉して決める仕組みになっている。
 正規のジャンボタクシーと同じワゴンタイプで、車体の色や外装を似せたうえ、本来は使用できない料金メーターを設置するなどして、外国人観光客に法外な料金を請求するケースが横行している。中には、日本人観光客を狙って「日本語可能」や「自動ドア」などの日本語のステッカーを貼る車もある。
 コールバンのほか、車両自体は真正のタクシーだが、資格を持たない偽運転手による違法営業や、「自家用コールタクシー」と呼ばれるレンタカーを使った違法タクシーもある


 ■ガイドと連携
 韓国では、タクシーだけでなく、土産物店や飲食店などでも外国人観光客に対するぼったくりが盛んだ。
 土産物店では、客引きをしてきたガイドに支払う紹介料を、観光客が買い物した金額に上乗せするシステムがとられている。また、両替所もガイドと連携、公式の為替レートよりも割高に両替して、利益を折半する詐欺的な行為もある

 韓国の飲食店では一般的に、キムチやナムルなど、「パンチャン」と呼ばれる小皿料理が無料で提供される。しかし、一部の店では、事情を知らない外国人観光客に料金を請求したりするケースも多い

 ■中国人にも…
 韓国を訪れる外国人観光客は昨年、1100万人を突破。韓国政府は2017年までに1600万人の達成を目標にしている。
 しかし、韓国法務省などによると、今年1~9月に韓国を訪問した日本人は約204万人で、円安の影響や日韓の政治的な摩擦などで前年同期の4分の3に急減している。
 代わって急増しているのが中国からの観光客。今年1~9月に約309万人と前年同期比約1・5倍となり、年間の訪問者数で中国人が日本人を初めて上回る見通しとなっている。
 観光大国を目指す韓国にとって中国人観光客は、日本人に代わる新たな頼みに綱となっているが、中国人観光客に対してもぼったくり行為が横行している。

 最近は美容整形を目的に韓国を訪れる中国人の女性観光客が増えているが、韓国人客に比べて2、3倍の料金を請求するのが当たり前になっているとしている。また、知人の紹介や現金での支払いで割引制度があっても中国人観光客には教えないという。
 また、中国人を対象にしたツアーでも滞在時間の大半が免税店やショッピングセンターでの買い物にあてられ、観光スポットが外されるスケジュールが多くあるといい、中国人観光客からも不評をかっている
 ■観光警察
 こうした外国人観光客に対するぼったくり行為に対して、韓国政府はようやく取り締まりに乗り出し、ソウルで今年10月、観光警察を発足させた。
 青紫色のブレザーにベレー帽とングラス姿の男女101人の観光警察官は、明洞や梨泰院などの観光スポットをパトロールして、土産物店や飲食店、タクシーなどでの法外な料金請求に目を光らせるという。
 中国語、日本語、英語などの対応可能な言葉も表示して、「販売スタッフの対応が悪い」「返品を受け付けない」などといった観光客からの苦情を受け付ける。ソウルで効果が得られれば、釜山や仁川、済州などの観光地にも拡大する方針だ。
 商人の町、大阪では「ええモンを安く買う」値切りの文化が息づく。大阪人が韓国を旅するなら、観光警察のお世話になる前に、買い物ではまずは値切ってみる必要がありそうだ。
2013年11月28日(木)9時0分配信 産経新聞

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by love_kankoku | 2013-11-28 23:59 | 政治・経済(1341)