韓国の雪はすっぱい?大気汚染で酸度「オレンジジュース並み」

ソウルに酸性雪、酸度は「オレンジジュース並み」


 20日午後4時20分ごろ、ソウルの空が突然夜のように真っ暗になり、濁った色のぼたん雪が降ってきた。ソウルの微小粒子状物質(PM2.5)の濃度は午後4時現在、1立方メートル当たり112マイクログラム(100万分の1グラム)に達し、環境基準値(同100マイクログラム)を超えていた。この日、ソウル市保健環境研究院(瑞草区良才洞)のユン・ジュンソプ大気環境部長が「酸性雪」の測定器で計測したところ、酸性度(pH)は急速に悪化したという。

 この日午後4時24分にpHが4.09を示した測定器は、わずか1分後に4.04を記録した。pHは7が中性で、低くなるにつれて酸性度が高まっていることを示す。この日ソウルに降った雪の酸性度はオレンジジュースやワイン(pH4程度)に相当するというわけだ。




 この日は韓国各地にPM2.5が飛来し、西海(黄海)沿岸を中心に黄砂を含む風が吹いたため、ソウルなどに酸性雪が降ったことが分かった。ソウル市保健環境研究院はこの日午前2時から8時にかけ、市内8カ所の測定所で測定した雪のpHが平均4.2程度に達した、と発表した。

 午後に降った雪のpHは、午前中の降雪によって汚染物質が洗い流されたことにより、やや低下したものの、依然として4.3-4.4程度に達した。
 環境当局によると、酸性雪なのか否かを判断する基準値はpH5.6程度だが、2012年にソウルに降った雨や雪の平均酸性度は4.5だった。10年の平均は4.7、11年の平均は4.6程度で、過去3年間で雨や雪の酸性度が上昇の一途をたどっていることになる。20日午前の測定値(pH4.2)は12年の平均より0.3も下がっている。pHが1下がれば、10倍ほど酸性が強まるため、pHが0.3下がったということは、12年の平均に比べ2倍ほど酸性が強まったというわけだ。なお、昨年1月に大雪が降った忠清南道泰安郡や仁川市江華郡では、雪のpHが3.9に達した。

 今回も地域別に見ると、pHが4以下の雪が降った所がある。ソウル市保健環境研究院によると、ソウル市九老区九老洞、瑞草区良才洞、松坡区パンイ洞ではこの日午前7時から8時にかけて降った雪のpHが3.8に達した。
 ソウルだけではなく、全国各地でも酸性雪が降ったものとみられる。気象予報会社Kウェザーのパン・キソン予報センター長は「とりわけ西海沿岸地域は、大気汚染物質に加え黄砂まで飛来したため、20日のPM2.5の濃度は1立方メートル当たり200マイクログラムを超えた。このような状態では、ソウルよりもさらに酸性の強い雪が降った場所が多いと思われる」と述べた。有害物質が混ざった酸性雪に当たると、健康にも悪影響を及ぼす、と専門家たちは指摘している。延世大学環境公害研究所のイム・ヨンウク副所長は「健康な人であれば特に問題にはならないが、アトピー性皮膚炎や頭皮の炎症を患っている人は、症状がさらに悪化する可能性がある」と語った。21日、ソウル市や京畿道、江原道嶺西地方、忠清北道などでは、未明から午前中にかけ局地的に雪が降ると予想されている。

 気象庁は特に、江原道嶺東地方や慶尚北道の東海(日本海)沿岸、全羅南・北道の西海沿岸には1-5センチ、全羅南・北道の内陸部や済州道には1-3センチ程度の雪が降るとの予報を出している。朝の最低気温はソウルのマイナス7度をはじめ、全国的にマイナス10度から同2度程度になる見通しだ。
2014年1月21日(火)11時28分配信 朝鮮日報日本語版

ちなみに、日本のPM2.5の基準値は35μg/ m3以下になっている。

【関連記事】
ソウルでPM2.5警報。基準値の5.6倍!?最悪レベルが今後も!
東京・仙台の大気中の放射性物質、ソウルの半分
図解!政府による韓国のゴミ海洋投棄
韓国の大気汚染、日本よりはるかに深刻=病気多い原因の一つ?
大気汚染拡大!中国で8億人が「呼吸困難に」
韓国船籍2隻転覆で9000リットルの重油が流出=和歌山県串本沖

地域情報(韓国) ブログランキング人気ホームページランキングブログ王

↑励みになるので、それぞれ毎日1回クリックお願いします!拡散・アクセス数UPにもご協力ください。
[PR]

by love_kankoku | 2014-01-23 00:58 | 社会問題(489)