北朝鮮の暗闇、ISSから撮影画像

北朝鮮の暗闇、ISSから撮影

a0232045_1591020.jpg エネルギー不足の深刻さを示す夜の北朝鮮。その孤立した姿がISSから撮影された。1990年代半ば、崩壊したソ連からの燃料供給がストップして以降、閉鎖的国家として知られる北朝鮮の夜は闇に沈んでいる。
 2014年1月30日に国際宇宙ステーション(ISS)から撮影され、先ごろ公開されたこの写真は、北朝鮮の深刻なエネルギー事情をあらわにしている。写真と低速度撮影の映像がとらえた北朝鮮は、まばゆい光にあふれた隣の韓国や中国と比べて、ほぼ真っ暗闇の世界だ。

 韓国の国民1人当たりの年間消費電力が1万162キロワット時に上るのに対し、北朝鮮はわずか739キロワット時だ。明るく照らされた首都の平壌など、いくつかの光の点を除いて、北朝鮮の国土は周囲の暗い海とほとんど見分けがつかない。




 衛星は以前から北朝鮮を観測する最良の手段となっている。閉ざされた国境のはるか彼方から、その詳細な姿をとらえることが可能だ。現在の最高指導者、金正恩氏の祖父にあたる金日成によって1948年に建国された北朝鮮は、外の世界とほぼ断絶状態にある。

 北朝鮮は、食料・エネルギー支援と引き換えに、核開発計画を放棄することを拒否している。国際査察団の入国を拒む北朝鮮に対して、主に米国と韓国による制裁のレベルは強まるばかりだ。その一方で、中国は北朝鮮の数少ない、そして最も忠実な味方であり続けている。
 米国人ジャーナリストのバーバラ・デミック(Barbara Demick)氏は、2009年の著書『密閉国家に生きる:私たちが愛して憎んだ北朝鮮』の中で、暗闇が文化に及ぼす影響について述べている。

 北朝鮮では夜になると通りは暗くて歩けないため、昼間の働く時間以外に社会的交流をもつことは制限される。テレビを観たり、そのほか政府が許可する限られたメディアに触れることも不可能だ。
 そのような国にも、けっして暗闇に沈まない場所がある。いくつかの政府関係の建物と、金正恩の豪華な私邸だけは、常に明るい灯がともされている。そしてもう1箇所は、高さ170メートルの有名な主体思想塔だ。この塔は、いかなる犠牲を払っても貫くべきナショナリズムと独立独歩の孤独なシンボルとして、平壌中心部にそびえ立っている。
Daniel Stone, National Geographic News
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140227003

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by love_kankoku | 2014-03-02 02:08 | 政治・経済(1341)