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スマホ販売に左右される韓国経済!サムスンの不振が韓国を・・・

スマホ販売に左右される韓国経済


 サムスン電子にスマート機器向けのタッチスクリーン部品を納入するメルファスは年初来業績が急激に悪化した。第1四半期(1-3月)は前年同期比で売上高が43%減、営業利益が16%減だった。一時1万1400ウォンまで上昇した株価は、8日現在で6510ウォンとなり、40%以上も暴落した。

 メルファスはサムスン電子が今年初め、「今年の強小企業」に選んだ主要取引企業10社に含まれる。これら強小企業10社のうち、上場8社の第1四半期の純利益は前年同期を55.2%も下回った。サムスン電子が強小企業として挙げる業者でさえこの状況なのだから、他の取引企業の事情はさらに厳しい
 サムスングループ各社の業績不振は、サムスン電子だけにとどまらない。同社に各種部品を納入するサムスンSDI、サムスン電機など系列企業、取引先に連鎖的に悪影響を与える。スマートフォン不振による衝撃が韓国の製造業全体に幅広く及んでいる




■中国製低価格スマホの攻勢
 サムスン電子の第2四半期の業績が期待に及ばなかったのは主に二つの要因からだ。中国の低価格スマートフォン市場での不振と急激なウォン高だ。サムスン電子は昨年、中国で予想以上の業績を収めた。昨年上半期だけで通年目標を上回るスマートフォンを売り上げるほどの好況だった。サムスンのギャラクシーシリーズは中国現地メーカーの製品よりも割高でも人気を集めた。
 しかし、今年に入って事情が一変した。現地メーカーが品質的に優れた中低価格機種で市場を奪回し始めた。例えば、中国の新興メーカー「小米」は、今年上半期のスマートフォン販売台数が前年同期の4倍の2600万台に達した。

 小米の代表機種「小米3」はサムスン製品並みの高画質画面に高性能プロセッサーを搭載しているにもかかわらず、価格は330ドル(約3万3500円)と安い。普及モデルの「Redmi(紅米)」は130ドル(約1万3200円)だ。これに対し、サムスン電子の低価格スマートフォンは30万ウォン(約3万100円)以上する。価格面では中国製品に太刀打ちできない。
 中国サムスン関係者は「スマートフォン在庫が増加し、処理費用がかさんだ」と説明した。在庫を処分するために多額の補助金を支払い、スマートフォンを安値で販売したという意味だ。その影響で営業利益が急減した。
 為替による効果も大きかった。第2四半期のウォン・ドル相場は1ドル=1064.70ウォン(3月31日)から1011.70ウォン(6月30日)へと5%もウォン高が進んだ。輸出の割合が高い企業は採算性が低下せざるを得なかった。ドル、ユーロだけでなく、新興国の通貨に対してもウォン高が進み、企業業績に悪影響を与えた。

■スマホ依存からの脱却を
  韓国経済は貿易量が世界8位という経済規模とは裏腹にサムスン電子、現代自動車など大企業数社の業績に大きな影響を受ける。これら企業の業績が悪化すれば、企業全体の業績や証券市場が揺らぐというもろい構造だ。
 特にサムスン電子に対する依存度は深刻だ。サムスン電子は第1四半期に韓国株式市場のメーンボード上場企業(集計対象626社)の営業利益全体の48.4%を占めた
 サムスン電子は昨年、取引先からの部品とサービスの購入に152兆9000億ウォン(約15兆3500億円)を支出した。人件費も21兆4000億ウォン(約2兆1500億円)に達する。
 そんなサムスン電子の業績を左右するのはスマートフォンを生産するIT・モバイル(IM)事業部だ。IM事業部はサムスン電子全体の営業利益の70%を生む。スマートフォンが売れなければ部品発注も減少する。スマートフォンへの過度の依存から脱却しなければ、韓国企業全体の実績も構造的にまるでシーソーのように不安定に変化せざるを得ない。

■7月以降は回復、サムスンが予想
 サムスン電子は第2四半期の業績不振は一時的で、第3四半期(7-9月)からは回復するとみている。「第2四半期に在庫の大半を処理したため、第3四半期は営業利益が再び増加する」との説明だ。
 新たに発売される戦略機種への期待も大きい。サムスンは今年下半期に新型スマートフォン「ギャラクシーノート4」を発売する。ギャラクシーノートシリーズは画面が大きく、中国で特に人気が高い。情報処理速度が速い64ビットスマートフォン、紙のように折りたためるフレキシブル型のスマートフォンも開発中だ。
 西江大のチョン・オクヒョン教授(電子工学)は「技術の平準化でスマートフォンメーカー全体の営業利益率は下落傾向にあるが、革新的な製品を開発するメーカーには常にチャンスがある」と指摘した。
2014年7月9日(水)9時0分配信 朝鮮日報日本語版


サムスン大幅減益、スマホ市場の成長鈍化か「長期的低迷を懸念」=韓国メディア

 韓国のサムスン電子は8日、2014年第2四半期の営業利益が前年同期比24.45%減、第1四半期に比べて15.19%減の7兆2000億ウォン(約7200億円)になる見込みと発表した。中国メディアの環球網は9日、韓国メディアがサムスンが「長期的に低迷するのではないか」と懸念を示していると伝えた。
 報道によれば、サムスンは3期連続での減益となり、四半期ごとの営業利益が8兆ウォン(約8000億円)を下回るのは12年第2四半期以来だ。記事はスマートフォンの現在の成長市場がローエンド、ミドルエンド市場であることを伝え、同市場においてはファーウェイやレノボ、小米といった中国企業が低価格と高品質を武器に勢いを示していると伝えた。

 続けて記事は、サムスンの発表を引用し、「スマートフォン市場の成長が緩やかになり、中国や一部の欧州市場では競争激化を理由にミドルおよびローエンド機の在庫が積み上がっている」と紹介。さらに14年第3四半期にはアップル社のiPhone6が発売される見通しであることを挙げ、ハイエンド市場においても楽観視できない状況にあることを伝えた。
 サムスンの不調ぶりには韓国メディアも懸念を示しており、「営業利益の約70%をスマートフォン部門が稼いでいるサムスンにとって、2四半期に大幅な減益となったのはスマートフォンの売れ行きが鈍ったからにほかならない」との報道があると紹介。
 記事は、サムスンの主力スマートフォン「Galaxy」シリーズは、ローエンド、ミドルエンド市場で中国製品の攻勢を受けているほか、ハイエンド市場においては今後、iPhone6による攻勢を受けることになると論じた。
2014年7月10日(木)6時51分配信 サーチナ (編集担当:村山健二)



巨額の遺産税が韓国サムスンの再編を誘発―中国紙

中国紙・中国財経報は8日、「巨額の遺産税が韓国サムスンの再編を誘発」と題した記事を掲載した。
今年5月、スマートフォン世界最大手のサムスン電子の李健熙総裁が心筋梗塞で入院治療を受けた。折しもサムスンの中核を担う携帯電話事業の成長が伸び悩んでいる時期で、同社の第1四半期の営業利益は3年ぶりの減少に転じた。李氏の健康状態はサムスンや韓国経済全体に対する懸念を引き起こした

統計によると、昨年のサムスン財閥全体の純利益は前年比18%減の24兆ウォン。これに先立ち、サムスングループは2016年までに子会社間の株式持ち合いを完全に解消し、サムスン生命、サムスン電子、サムスン物産を軸として74の子会社を再編すると発表した。今のところ、この計画は前倒しで終了する可能性が高いとみられている。

銀行関係者によると、サムスンが今後2年間で再編関連に費やす金額は1億ドルを超えるとみられる。サムスンにとって、再編は複雑な企業ネットワークを簡素化するだけでなく、サムスングループの後継者、李在鎔氏が直面する60億ドルの遺産税を削ることにもなる。外部からは、再編の前倒しがサムスングループ後継者の高額相続税と関係しているとみられている。
2014年7月9日(水)18時16分配信 XINHUA.JP (編集翻訳 小豆沢紀子)

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by love_kankoku | 2014-07-16 02:16 | 政治・経済(1341)