セウォル号沈没から 朴政権、任期3年残して“レームダック”

【新・悪韓論】すべてはセウォル号沈没から始まった 朴政権、任期3年残して“レームダック”


 振り返れば、今年4月16日のセウォル号沈没事件こそ、韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権にとって奈落の底へ滑り落ちていくステップの始まりだった。
 「秘線」(密会相手)の存在はすでに一部でささやかれていたが、沈没事件によって「空白の7時間」疑惑が浮上した。それが産経新聞ソウル支局長(当時)の記事につながり、ついには産経が引用した朝鮮日報記事の“元ダネ”である「政権の内部監察文書」に行きついた。「秘線」が側近秘書官3人に指示して、大統領府秘書室長の追い落としを狙うばかりか、政府の局長や課長の人事にまで影響力を行使してきたという内容だ。





 朴大統領は、文書の内容については「チラシみたいなものだ」と否定する。
 「チラシ」とは、コリアン・ジャパニーズで「怪文書」といった意味だ。その一方で、でたらめな内容とはいえ、政権の内部文書が「不法に流出したことは国家綱紀を乱す行為だ」として、検察に捜査を命じている。
 「検察の捜査に委ねている」と言えば、あとは何も言わずに済むとしたものだ。しかし、韓国の検察とは、不祥事に不祥事を重ねた結果、いまや政権が「産経新聞の支局長を許すな」と言えば、すぐに起訴をするような存在だ。この件に関する検察の捜査結果を信じる国民が、どれほどいるだろうか。

 現に大統領府を去った秘書官、更迭された閣僚らが保守系の新聞に述べている証言は、チラシの内容の正確さをうかがわせるのだ。
 が、朴大統領には、こうした「正面突破」戦術しかない。セウォル号沈没事件で、「泣いておわび」という切り札を使ってしまったからだ。

 この国では、大統領に限らず、政財界でも庶民の間でも、「おわび」(謝罪)した人間は、威信をガクンと落とす。まして2度目となれば…そこで「中身はチラシだ」ということにして、議員初当選時代からの側近である「3人組」も、彼らが追い落とそうとした秘書室長も抱えた体制を当面維持するしかないのだろう。
 ならば四面楚歌(そか)かと思ったら、与党が「大統領へのゴマすり合戦」というべき状況を呈してきた。きっと、目下はナンバー2の秘書室長も、「3人組」もいずれは切られる-と読んだ上での猟官運動だ。

 旧悪を追放した者が、もっと悪い新悪になるのが、李王朝以来の半島政治の伝統だ。朴大統領の任期は、まだ3年2カ月もあるのに、もうレームダック。あとは、レームダック政権中枢での利権をめぐる暗闘が連続し、国力が失われていくのだろう。現に朴政権は、悪化するばかりの経済指標を見ながらも、何のデフレ対策も打てずにいる。
 セウォル号沈没は「韓国沈没」への第一歩だった-後世歴史家は、そう書くだろう。
 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。
2014.12.11産経新聞  http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141211/frn1412111140001-n1.htm

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by love_kankoku | 2014-12-13 01:38 | 政治・経済(1341)