韓国「第2ロッテワールド」閑古鳥!「あそこに行くのは自殺行為」

韓国「第2ロッテワールド」閑古鳥の惨状…「あそこに行くのは自殺行為」


a0232045_134573.jpg 財閥ロッテグループが運営し、昨年10月に一部開業した複合商業施設「第2ロッテワールド」(ソウル市)が、いきなり苦難に直面している。相次ぐ施設の事故やトラブルの影響で客足が激減しているのだ。度重なる事故を受け、韓国のネット上では「今一番行ってはいけない場所」「あそこに行くのは自殺行為」などの書き込みが相次いでいる。完成時の2016年末に韓国で最も高い地上123階建て(555メートル)の超高層ビルになる予定だが、1995年に502人の死者を出した三豊百貨店崩壊事故の“再来”を懸念する声も出ている。

 ■水族館の水槽から水漏れ
 朝鮮日報電子版が先月末に配信した記事「開業100日 閑古鳥が鳴く第2ロッテワールド」によると、オープン当初は1日に平均10万人だった来店客数は昨年12月に7万人、今年1月は5万3000人に減少した。
 ショッピングモール地下1階にあるデザート専門店の従業員は「1日で商品を買った客は10人もいない。これでは賃料も払えない。客の半分はここで働いている従業員が占める」と嘆いている。約1000の入店業者は経営難に陥っているという。

 第2ロッテワールドをめぐっては、事故やトラブルが頻発している。韓国の複数メディアによると、13年6月に工事現場の足場などが落下し作業員1人が死亡、5人が重軽傷を負う事故が発生。昨年4月には冷却水のパイプが爆発し、作業員が死亡した。
 一部開業後にも天井のインテリアが職員の頭に直撃する事故が発生したほか、フードコートの床がひび割れたり、水族館の大型水槽の水中トンネルでの水漏れ、映画館の震動などが起きた。昨年12月には8階のコンサートホールで作業員の死亡事故が起き、ソウル市は映画館、水族館の一時営業停止を命じている。




 朝鮮日報電子版は、「建物の全体構造の安全に問題はない」というソウル市の発表にもかかわらず、水族館の水漏れなどで「地盤沈下と建物崩壊が起き得る」といった根拠のない噂が影響していると指摘。「水が少々漏れて、床にひびが入ったからといって、建物が崩れたりはしない。過度の心配と噂が事実のように定着しているのがもどかしい」とのアウトドア用品店の店員の話を紹介している。
 ただ、相次ぐ事故やトラブルを受け、韓国のネット上では第2ロッテワールドを「123階建てのセウォル号」と指摘するなど、問題視する書き込みが目立っている。

 ■脳裏によぎる「三豊百貨店崩壊」
 ニュースサイト「FOCUS-ASIA.COM」によると、ネット上で「第2ロッテワールド崩壊のニュースがいつ出てもおかしくない」「今一番行きたくない、行ってはいけない怖い場所」「年間会員券、買っちゃったよ。一年はどうにか崩壊しませんように」といったコメントが寄せられている。また「いま、あそこに行くのは自殺行為。間違いなく三豊百貨店のようになる」「第2ロッテワールド、第2の三豊百貨店になるか」と、95年に発生した三豊百貨店の崩壊を引き合いに出すコメントも多く見受けられた。
 三豊百貨店はソウルの繁華街にあった高級デパートで、違法設計、手抜き工事、無断用途変更などが原因で建設後わずか5年程度で崩壊。死者502人、負傷者937人、行方不明6人を出す大惨事となり、ソウル市民をはじめ韓国国民に大きな衝撃を与えた事件だった。それだけに事故やトラブルが多発する第2ロッテワールドの安全性に疑惑の目を向けている格好だ。
 一方、閑古鳥が鳴いている原因は、事故・トラブルだけではない。駐車場の異常な高さも影を落としているようだ。

 ■相場3倍の駐車料金もネック
 朝鮮日報電子版によると、ソウル市は周辺の交通渋滞を防ぐため、第2ロッテワールドの臨時使用認可条件として、駐車場予約制の実施に加え、駐車料金を周辺の相場の3倍に引き上げた。その結果、第2ロッテワールドに駐車すると、全く割引もなく、1万8000ウォン(約1960円)かかる。道を挟んで向かい側にあるロッテワールド蚕室店で5万ウォン以上の商品を購入すると、3時間無料で駐車できるのとは対照的だ。1月の1日平均の駐車台数は428台で、収容能力2756台のわずか15%にとどまっている。
 ロッテグループは先月9日に安全管理委員会を設置。外部の専門家による安全技術諮問団を結成し、建築、消防、電気など各分野の専門機関による安全点検を実施するという。ロッテ物産のチェ・ギョンイン常務は「根拠のない怪情報を払拭し、建物の安全に対する国民の信頼を得るため、状況をより透明に公表したい」と説明している。

 ■創業者も動く
 創業者も動き始めた。事態を重くみた韓国ロッテグループの重光昭夫会長(韓国名・シン・ドンビン)も今月9日、重光会長が第2ロッテワールドを視察した。朝鮮日報電子版によると、視察後、記者団に対し、「第2ロッテワールドの安全を守るため、週に一度訪れるつもりだ。帽子をかぶって来るなり、抜き打ちで訪れるなりして、何よりも重要な安全を自らチェックする」と述べ、安全に対する疑惑を打ち消すのに必死だ。
 重光会長は「入店業者の方々に、映画館と水族館の営業を正常化し、安全を確保するために最善を尽くすことを約束した」と説明。さらに各店舗に対し、手数料の減免などの救済措置を検討しているという。ただ、客足が戻るかどうかは予断を許さない状況が続いており、今後集客アップに向けてさまざまな施策を繰り出すとみられている。
2015年2月14日(土)10時15分配信 産経新聞

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by love_kankoku | 2015-02-17 01:36 | 政治・経済(1341)