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一人っ子政策の緩和…年間の出生数は100万人増か=中国

一人っ子政策の緩和…年間の出生数は100万人増か=中国


 中国共産党は15日、これまで実施してきた一人っ子政策について、夫婦の夫または妻のいずれかが一人っ子であれば、2人目の出産を認める政策を発表した。試算によれば、一人っ子政策の緩和によって年間の出生数は100万人ほど増加する見込みだ。18日付で海外網が報じた。




 中国人口発展研究センターおよび中国人民大学の試算によれば、仮に中国全土で一人っ子政策を緩和した場合、年間の出生数は100万人ほど増加し、2026年から29年にかけて人口14億人に達してピークを迎える見通しだ。

 また、2015年にすべての夫婦に2人目の出産を認めるとした場合、年間の出生数は600万人ほど増加し、29年から31年にかけて人口14億3900万人でピークとなる見通しだという。
 現在の一人っ子政策を維持した場合、中国の人口は23年から25年にかけて13億9200万人でピークを迎える見通しだ。

 一方が一人っ子の夫婦に2人目を認める緩和策の場合、現状維持に比べて人口900万人増にとどまる見通しだが、すべての夫婦に2人目の出産を認める場合は現状維持に比べて人口4700万人増の効果が見込めるという。

 経済成長を背景に、中国では平均寿命が伸び続けている。2010年の平均寿命は74.83歳に達し、2000年に比べて3.43歳も伸びた。全人口に占める老年人口(65歳以上)の割合は7%を超え、中国はすでに高齢化社会に突入している。一人っ子政策の緩和によって全人口に占める老年人口の割合が引き下げられると期待されるが、高齢化問題の根本的な解決にはつながらない。

 ドイツ銀行の試算によれば、中国が人口政策を緩和すれば、2030年から50年にかけての国内総生産(GDP)成長率を0.2ポイントほど押し上げる可能性があるという。
2013年11月18日(月)16時8分配信 サーチナ (編集担当:村山健二)

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by love_kankoku | 2013-11-18 23:03 | ちょこっと中国(32)